tomystuntの始動

初投稿になります。
株式会社MOAI代表の富田といいます。

弊社は社名とは別に
アクション作品において
「tomystunt」というチーム名を使用させていただくことがあります。

さて、今回このブログを開設いたしましたのは
以前より富田個人で更新させていただいていたブログとは別に
新たに会社として様々な情報や出来事を更新していけたらと思ったからです。

4月に立ち上げたばかりでは御座いますが公開を控えている
参加作品も数本あります。

スタントマン不足の昨今、少しでもスタントマンになりたい。
と思っている若者に何か役に立つ情報が発信できるよう頑張ります。

さて、実は6月から映画に参加していました。

その前にも春に映画に参加していて、
その時ご一緒していた俳優さんと
引き続きご一緒でした

ずーっとアクション作ってた記憶しかないですね。

アクションを作る上で
ジャンルは大きく2種類あります。

エンターテイメントかリアルか。

エンターテイメントとは
アクションの動き、重力などが実現可能は範囲を超えたもの。

リアルとは
実現可能な範囲での動きで
その動き一つ一つに感情がしっかりと乗っているもの。

すごくざっくりいうと
派手か地味か。でしょうか。

ただ派手だから良い。
地味だから良くない。
みたいなことではないんです。

作品全体のテイストに関係してくる部分です。

このどちらかに加え
グロテスクな表現があるのかないのか。
アクションて結局は
人を殴ったり殺めたりすることが多いじゃないですか。

だからしっかり痛みを表現しましょう。
というものもあれば
絶対死ぬでしょ。
てこともライトな表現にする。
というものもあったり。

何が正解。
ていうのはないですが
この作品はこれでいく。
というのが制作の段階できまっているので
それが、作品としての正解。である。
と一つ軸を作ってアクションもお芝居も作られていきます。

ここ数本は割とリアルだったり、残酷描写の多いものに
参加することが多かったです。

数年前に参加した「ミュージアム」
では、殺人犯のカエル男が普段何を考えていて
人を殺める時に何を考えているのか
など、カエル男について研究しました。

この時はかなり精神的に病みましたね。(^_^;)

そうやって、作品の中のキャラクターの人格、趣味思考を研究して
アクションを構築することが好きです。

それにより
こういうアクションやりたいけど、
このキャラクターはそんなことしないからやめておこう。
みたいな制限もあるんですが。。。

その制限内で作ることが好きだったりします。

僕が一つ、心に常に意識していることがあります。
それは「痛み」です。

人を殴ることはとても痛いんです。
殴られる人も痛い。

痛い。ということをちゃんと表現して行きたいと思っています。

それをみた人が、
殴られた人ってあんなに痛そうなんだ。
とか
殴った側もこんな痛いんだ。
とか
こんな風に殴ると人はこうなっちゃうんだ。
というのをちゃんとわかって欲しいんです。

それをみて、痛そう!と思った人は
きっと人にそんなことしない。
と信じています。

痛みがわからないから
「死ぬと思ってなかった」
なんてこと言ったりするのかなって。

アクションシーン見てカッコいい。
と思っていただけることは嬉しいんですけどね。

そんなことを日々考えながら
アクションを作っています。

初投稿なので
かなり長文になりましたが
また覗きにきていただけると嬉しいです。

それでは。

下の写真は
一人でアクション考えてる時に作成した一枚。
裸にパンツなのはアプリのせいで僕の趣味ではありません。

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